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初等理科教育研究会

日本初等理科教育研究会 中央夏期研修講座

8月3日、第52回中央夏期講座に参加。
今年は、2日目だけ。

提案授業の参観と塚田先生の講演会。

○3年「じしゃく」 平松先生の授業
 系統性を重視した授業で、教科書には載っていないけれど、
 磁石の磁界の中に鉄などが入ると磁石になるというもの。

 教科書では、磁石にくっつけて針磁石を作るのだけれど、
 それでは磁石の理解が不十分となり、5年電磁石の磁化
 の理解へとつながらない。金属がくっついていないと磁石
 にならないという理解になってしまう。

 ここの理解が十分になっていれば、電磁石の鉄芯が磁石
 になるという理解がスムーズに進むということか。導線の
 周りに磁界ができて寄り集まると強まるとかも分かるかな。

 私自身は、一応系統は意識しているつもりだけれど、
 理解し切れていないところがあるから、落ちているところも
 あるかもしれない。特に物理・化学系は…。
 ここを押さえておくと良いみたいな一覧表が欲しい。
 理科の授業は、先を見越して、布石を打っていかないとならない。


○3年「こんちゅう」 鷲見先生の授業
 子どもたちがすごく熱心に観察をしていて驚いた。
 しかも楽しそう。蛹になるときのダンスとか。
 理科専科だとその時間しか授業で関われないので、
 なかなか常時活動を組めず、今年の昆虫の観察も
 十分ではなかったと反省。
 もっと上手く担任と連携できるように努力が必要だ。
  
 ベテランの先生でも、試行錯誤の部分があると知り、
 とても励みになった。
 私たちがジタバタするのは当然のことよね。
 もっと子どもたちの力がつくようにアレコレやってみよう。

 3年生の授業でも班活動で活発に意見の交換があって
 すごいなと思った。まだまだ班活動ができていない。
 この辺も担任との協力が不可欠だ。

○協議会

 磁石になるとはどういうことか?
 磁石になる=極ができる
 極ができるから、磁石になる。

 事実と解釈の整理のために、板書は必要。

 系統性の重視。スパイラルの展開、時数の問題。
 簡略できるところは簡略する。場合によっては教え込む?
 前の内容を振り返る手立て。

 課題と問題の違い。
 あれ、何が違うんだったっけ? 前にも聞いたのに忘れたsad

 「まとめ」を子どもに丸投げしても力はつかない。
 教員が意味づけすることが大切。
 例えばまとめでビデオを見せたら、見せっぱなしにしない。

 
○国立教育政策研究所 学力調査官塚田先生 講演会

 知識・活用、習得は教科で。探求活動は総合的な学習の時間で。
 
 「学びをつなぐ」とは、「系統を意識させ、つながりをつくる」
 生活体験と関連させる。

 消防署見学などで、インパルス銃・エアジャッキなどの原理を
 理科で説明。

 実験とは、自分の考えをはっきりさせ(予想・仮説)、
 方法を考え、自分で実行するもの。
 これができていないと、与えられた実験になってしまう。

 結果・考察・結論の定義。

 寺田寅彦『天災と国防』 講談社学術文庫
 三現と三ない
 「ある事物、現象の正しいモデルを自分の中に作るには、
  現地まで足を運び、現物をみてたり触れたりし、現地の
  人の話を聞くことが肝要である。」


 年に1回しか行けてないけれど、行くと勉強になること多々。
 やっぱり外に出ることも大切だ。

楽しく群馬の理科を創り合う会 教育講演会

3月3日、初等理科教育研究会群馬支部と楽しく群馬の理科を創り合う会が主催の
教育講演会が行われた。


学力調査官の塚田先生を講師にお迎えしての講演会。
第1部では、群馬支部と創り合う会の活動報告や実践報告を行った。
これを機会に、一緒に活動できるメンバーが増えるといいのだけれど。

Kouen01


私もちょっとだけ、活動紹介。
火山灰を見せた。
新燃岳の軽石もおみやげにしたら、なかなか好評だった。
理科教員て、実際に触ったり活動したり、
何か作ったりするのが好きな人が多い。
Kouen02

Kouen03
塚田先生の講演会は、
学力学習状況調査がどのような趣旨で作られ、
調査結果からどのような問題点があるのかを、
データを見せてもらいながらのお話だった。

今後、授業の中でどんな点に注意をしていったらいいのか、
勉強になる点がたくさんあった。
一言で言うなら、目的のある体験をさせることが大切だ。


年に一回の講演会だけれど、
毎年積み重ねていくことで、
理科教育をやれる基盤が出来ていくといいなぁ。
今は、理科が専門でも本当に理科教育やりたい人って少ない気がするのだ。

【群馬の楽しい理科】 定例会 浅間山巡検

「楽しく群馬の理科を創り合う会」10月定例会が、
10月8日(祝)に行われた。

今回は、私が講師役となって、浅間山へ地学巡検。

浅間火山博物館駐車場に集合して、
浅間山の噴火の概要の説明をして、
学生さんも居たので噴火の仕組みとしてコーラ噴火を見せた。

その後、浅間園の散策コースに入って、
地形を見ながら天明噴火の説明。
時間も無いので長くは歩かず、火山博物館の見学へ。
http://www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp/hakubutsu/index.html

天明噴火の時の古文書などを見ることができる。
ここの展示のお気に入りは、
火口から遠ざかると軽石の粒径が小さくなるという展示。
意外と気づかずに通り過ぎられてしまうのだけれど、
これはなかなかいいと思う。

地学、特に地質系は一般論というのがあまりなくて、
それぞれの地域の固有の現象となっている。
実は、浅間山の噴火史も、誰もが認める「コレ!」というのがない。
一応、最新の地質図などあるけれど、今後何かの発見があれば、
変わるかも知れない物(もう、大筋はそんなに変わらないと思うけど・・・)

地学系は、科学の一分野に位置づけられているけれど、
科学的でない面も持ち合わせているのだ。

放射線量の表した某早川マップも、
地質図の手法で書かれているから、
慣れない人には「ウソ」に見えるのよね。
地質図は、主張がないと書けないんだけどね。
その辺を理解してもらうのはなかなか難しいらしい



火山博物館を見学後、昼食を取って、軽石採集へ。

浅間山地質図で言うと、ポイント23。
平原火砕流・嬬恋軽石・鎌原土石なだれの観察ポイント。
嬬恋軽石を採集。

最後は、嬬恋町郷土資料館へ。
http://www.vill.tsumagoi.gunma.jp/index.php?id=11

ここでは、鎌原村の発掘で見つかった遺物などが展示されている。
現地のボランティアガイドが丁寧に説明をしてくださった。
鎌原村の復興の様子とか、現地の人ではないと分からないお話だ。

隣接する鎌原観音堂も見学。
岩なだれで埋まった石段も見た。

このような大規模な災害の後を目にすると、
今後起こるであろう様々な災害に、
私たちはどのように備えていけばいいのだろうかと考える。
考えても答えは出ないかも知れないけれど、
少なくとも若い世代には起こるかも知れないと伝えておくことは必要だろう。

次回の定例会では、
今回採集してきた軽石の鉱物組成を観察する予定。

日初理群馬支部 春期特別研修会

タイトルのセミナーに参加した。
と言うか、私は日本初等理科教育研究会群馬支部のメンバーなので、
一応スタッフ。

詳細はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyokochan369/8571884.html


 初等理科教育研究会群馬支部では、これからも同様の研修会などを
 開催する予定なので、興味のある人はぜひ入会してみてはいかがでしょうか。



 
↑初等理科教育研究会は「小学校」の先生が対象ですが、
 群馬県内の小中高の先生たちの集まりとして、
 「楽しく群馬の理科を創り合う会」↓というのもあります。


   群県内の有志が、小学校に留まらずに中学校、高等学校、
  さらには社会教育なども含めた、県内の理科教育のネットワーク

  
作りを目指して、立ち上げました。理科(科学)教育についての情
  報交換や研修をしたり、将来的には理科が苦手な人達のための
  研修会を開いたりしたいと考えています。現在は、メーリングリス
  トでのやり取りを中心に、理科教育に関する各会員のブログのほ
  か、月1回程度の例会・研修会を行っています。
   今はまだ小さな会ですが、自由に発言し研修をしていくことがで
  きる、息の長い会にしていきたいと考えています。群馬県ならびに
  近郊の理科教育に関心のある方なら、どなたでも歓迎いたします。
   入会希望の方は、メーリングリストに招待しますので、増田(群
  馬県立北毛青少年自然の家 k-masuda△xp.wind.jp △を@に変
  えて送付)あてに、氏名、校種、所属校などを書いたメールを送っ
  て下さい。
 



模擬授業が始まったら、すっかり一児童になってしまい、
写真も撮らずに授業に集中coldsweats01

今回の研修会のポイントは、
筑波大付属小鷲見先生の授業、
NHKエデュケーショナルのビデオクリップ、
NPO法人企業教育研究会(ACE)に依るエネルギー環境教育支援プログラム。

気になったところをポイントだけ書いておく。
<鷲見先生の授業>
・臨界を迎える前に抵抗感を減らす。
・教えなくてはいけないことと考えさせなくてはいけないことを分ける。
・いかに分かりやすく、誤魔化して教えるか。
・3年生で電流の流れを意識させる。各学年で何を意識させるか。
・理科の授業が生活に役立つ感を持てるように。
・科学的根拠のある予想。
・考察は科学的思考。 客観性・再現性・実証性
・電力(ワット)は、電圧を100Vに固定して教えてしまう。

<ビデオクリップ>
・NHKのビデオクリップにはいつもお世話になっている・・・。
・難しい内容を、小学生に分かりやすく誤魔化して教えてくれる。
 (これは、「分かりやすいはとんでもない」に通じてしまうのか?!)
・太陽電池の説明が分かりやすかった。

<エネルギー環境教育支援プログラム>
・「節電を科学しよう!」という出張授業を無料でしてくれる。
・サーモグラフィや自転車発電機を無料で貸してくれる。

大変勉強になった研修会だった。
このような会が身近で開催できるのはありがたいことだ。

日本初等理科教育研究会 中央夏期講座

ちゃんと理科の勉強をしようと、
「日本初等理科教育研究会」と「理科教育学会」に入会した。

早速昨日、日本初等理科教育研究会の中央夏期講座があったので、参加した。
場所は、東京の筑波大学附属小学校。
小石川の東大博物館分館や植物園のそばにある。

最初は分科会。各支部からの実践発表が6つ。
その中から2つを聞いた。

集団の思考とか考えを深め合うとかが気になるところなので、
「自然に親しみながら、互いの考えを伝え合うために
 6年植物のからだのはたらき」と
「集団での思考を大切にし、理解を深める学習の工夫
 5年電気がうみだす力」を聞いた。

「植物のからだのはたらき」の発表は、
ジャガイモの栽培を5年の発芽と成長の条件の復習から始めていた。
既習経験から解決されない問題から、「根」の重要性に迫る授業だった。
ノート指導も力を入れているようで、板書もきれいだった。
友マークとか使えそう。
授業の最後に新聞を作ったり、随筆を書いたりするのもいいなぁ~。
ジャガイモは最後の最後まで小イモを作ろうとする生命力にも感動。

「電気をうみだす力」の発表は、
電子黒板の活用と循環型ワークシートの活用。
電子黒板は実験の「まとめ」で使われていた。
資料の提示装置としてつかっていた感じかな。
書き込みや操作は先生がしていた。

実験の進め方も、気になるところ。
グループごとに分かれて実験を進めていた。
私もこのやり方だけれど、その辺も議論の対象になっていた。

ワークシートは、最近全然使っていないのだけれど、
結果→考察→結論→次への課題
の流れを、ワークシートでいかに作るかが問題。
同じようなことをくり返し書くことで、
書くのが嫌になってしまったりするのではないかとか。
私のノート指導だと、「次への課題」があまり書かれていないなぁ。。。
もう少し改善していかないと。


午後は、森田和良先生の提案授業。
5年物の溶け方の単元で、「理科における言語活動を考える」。

今までは、ティーバックを使って溶ける様子を観察するだけだったのだけれど、
水柱を使って溶ける様子を観察するのはいいなぁ。
ポストイットの使い方とか。
「あれ」と「やっぱり」を書かせたりとか。
出席番号札。
自分の意見の自信度。
モデル図とイメージ図の違い。

「もやもやが下にたまる」というのは、
もっとしっかり観察させるべきだったんだなぁ。
いつもあまりじっくり見させてなかった。
モヤモヤの出方の予想もしてなかったなぁ。
混ぜると均一になるとか。


最後に、文科省教科調査官の村山哲哉先生の講演会。
気になったところだけ抜き書き。
「今の子どもは、見ない・考えない・歩かない」
「判断し、批判的に見て、決定する力を育てるには、理科が大切」
「図や表、グラフも言語表現。モデル図を書くのに、何でも粒子にするのは×、
 多様な表現を認め、交流する中で、○粒子の概念ができてくる。」


久しぶりに、理科の授業研修会に参加した。
参加していろいろ勉強になった。
改めて感じたのは、私って教育法的なことより教材開発が好きなんだなぁ。。。
もともと理系じゃないし、実は物理化学とか苦手だし、
まさに子どもの気持ちで分かりやすく勉強するにはどうしたらいいか、
という視点でやっているんだよね。
あ~でもそれだったら教育法も大切か。
理科っぽい用語がいろいろ出てくると苦痛なのよね。
はぁ、がんばろう。。。